III. 7. 披露宴と二次会を計画するうえで…スタイルとマナー




さて、【披露宴】といえば、婚礼行事のクライマックスともなる行事です。親族一同や会社の同僚・上司に加えて親しい友人が一同に会する場ともなるのが、披露宴です。したがって、一番のマナーは御世話になったみなさまに対して、ここまで漕ぎつけることができたお礼の心遣いを示すことです。当事者本人が楽しもうとする本音もよくよく分かりますが、常に節度あるマナーを忘れないようにしてください。

【披露宴】を催すうえで必要とされるマナーは、レストランやホテルなどの式場で行う場合でも、ある意味第I章で紹介した【接客のマナー】に通ずるものがあります。必ず、相手を立てるということ、理屈の上では、親族よりも友人を立てるということを忘れないようにしてください。

規模の大きな披露宴を催すうえでは、個々の情報はむしろ、業者さんがその都度適格なアドバイスを与えてくれることになるでしょうから、ここでは省略いたします。

一方、【二次会】の計画についてですが、二次会は当事者の友人が幹事となり、和気あいあいとしたムードで開催されるのが一般的なところです。ですから、新郎新婦本人が楽しもうというのも一行に結構です。ただし、幹事様の苦労をねぎらうマナーを心がけてください。あと、注記しておきたいのですが、二次会はその大体が会費制を用いて執り行われます。くれぐれも、来客の皆様へのお礼と御返しもお忘れなく。費用の余剰を見越して、豪華な新婚旅行に旅立つカップルもいらっしゃいますが、このような行為は、ここにも書いておりますように、必ず第三者に分かってしまうことです。「これからも変わりないお付き合い」と挨拶するからには、その心遣いを態度で示すのが最低限のマナーです。

さて、次節からは結婚・婚礼を祝う側が心掛けるマナーについてみていきましょう。

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