III. 4. 結納(1)…スタイル
【結納】は、そのマナーには地域差もあり、なかなか難しいところです。『広辞苑第五版』では、【結納】とは「…婚約の証として、婿・嫁双方からの金銭や織物・酒肴などの品物を取りかわすこと。またその金品。…」を指しますが、「取り交わす」のは関東の風習だそうですね。関西では、結納を「納める」文化が根付いており、「花婿→花嫁」の一方通行というスタイルが採られています。また、結納品の構成や並び方にも差異があります。ここでは詳細に立ち入りませんが、ネット上でも簡単にアクセスできる情報ですから、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
今では、【略式結納】などの簡略化が図られたり、そもそも結納を行わないご家庭も増えてきています。むしろ、形式上のイベントへの出費よりも、新生活の資金など現実的なところにお金を使って欲しいと考える親御さんも多いようです。だからといって古くからの慣習を知らないままでいてはよくありません。伝統的なマナーを知っていれば、他所の方や古風な方にも気の利いた「言い訳」ができるからです。それこそ【真のマナー】なのですよ。
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