III. 3. 仲人(2)…依頼と謝礼




【仲人】を依頼する際は、誰に頼むかによってマナーも異なってくるところです。近しい方にお願いするのなら、ほのぼのと話しを進めて頂いてよろしいところです。頼まれる側にとっても名誉なことですから、よほどの不都合がない限り受けて頂けることでしょう。一方で、かしこまってお願いするようなシーンでは、丁重なマナーを心がけましょう。お返事までの時間に余裕をもって、お手紙を差し上げるのが一番です。よいお返事が得られても、まだ正式な承諾ではありません。後日、【身上書】等を手に二人で、場合によっては親も伴って本依頼に伺いましょう。

ところで、仲人に立って頂いた方へのお礼はどのような形式で行えばよいのでしょうか。【本仲人】の場合は、【縁談】から【披露宴】まで何かと奔走してくださいます。【御車代】や【酒肴料】は、その都度お渡しするのが無難です。そのうえで、【披露宴】が無事終了したら、表書きを【御礼】や【寿】の名目で、良家連名でお礼を差し出します。【熨斗(のし)】を付し、【水引】は、【紅白】あるいは【金銀】の【結び切り】=【方結び】を用います。

お礼の相場は、【頼まれ仲人】なら結納学の1割程度、それ以外の仲人には2割程度を基準としてください。

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