II. 17. 入園・入学祝い(1)…身内だからこそ
【入園・入学】など進学祝いに纏わるマナーについてもみていきましょう。贈る時期としては、入園・入学式の一週間ほど前までを目安としましょう。とくに、物品を贈る場合には、あまり遅いと一しきり揃っていることがあるからです。贈り物としては、文具など学用品がオーソドックスなところですが、通学の際に必要なもの、例えば靴・傘・タオル・ハンカチなども代表的なところです。ランドセルは親が購入することもよくありますが、祖父母がプレゼントするというケースもしばしば見受けられます。ただし、学校によっては傘やランドセルを学校指定のものとしたりすることもあるので注意が必要です。
入園・入学祝いは、概ね、親族身内間で済まされるといってよいので、事前に何を贈ればよいのか伺うのも、マナーに反することではないでしょう。また、中学生・高校生と年齢を重ねるにつれ、より実用的なものをプレゼントするとよいでしょう。とくに、直接、本人の希望をとってみるのも構わないでしょう。内輪だからこそのマナーともいえましょう。とくに大学生くらいになると、現金で有意義なものを買ってもらうとするのもよいでしょう。「現金はちょっと不安」、「有意義に使ってもらえるかしら」と心配なときは、【図書券】や【文具券】を贈るとスマートに済みます。もちろん、入園祝いなどでも、必要な物を買い揃えて貰うという心遣いもご両親に喜ばれるところです。
さて、入園・入学など進学祝いの相場としては、なにぶん内輪のお祝いごとですから変動が激しいところですが、5,000〜10,000円を目安としておくとよいでしょう。大学生・短大生ともなると上限は30,000円くらいを基準にしてください。とくに親戚関係ならこの辺りが妥当だといえましょう。そうすると、祖父母よりも高額のお祝いをすることにもならないでしょうから、相手に余計な気苦労をかけずに済むでしょう。この点も、入園・入学祝いのマナーとして心掛けたいものです。
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