II. 14. 出産祝い(6)…熨斗(のし)・水引・内祝・御返し




さて、【出産祝い】の体裁としては、まず【熨斗(のし)】が必要です。【水引】は【紅白】の【花結び】=【蝶結び】を用いましょう。表書きは、【祝御安産】・【御出産祝】とします。単に、【御祝】と称しても構いません。出産祝いを現金をお贈りするときに便利なマナーとしては、【●●料】と書くことです。【肌着料】や【玩具料】などが代表的なところです。現金を喜ばれる方は何よりですが、「お金をそのままにお渡ししてすみませんが、どうぞご嗜好に合わせてお選びください」という心遣いもできますので、グッとスマートにお祝いを差し出すことができるようになります。

一方、【御返し】は【内祝】と称してお返ししましょう。以前にもお話ししたように、【内祝】とは「福のお裾分け」として、本来は当事者からアクションがなされるものでした。出産事ならなおさらのシチュエーションだったわけです。しかし、【内祝】を差し上げた相手に、「お祝いを強制」し兼ねないという気苦労を、延いてはお母さんの心身に負担をかけてはなりませんので、リアクションとして【内祝】を差し出すのが理に適っているというわけなのです。【内祝】の相場は、半額あるいは三分の一程度を目安としましょう。

さて、時節からは赤ちゃんの成長に伴って、催されるイベントをお祝いのマナーとともにみていきましょう。

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