II. 12. 出産祝い(4)…いつ贈るの?
ところで、【出産祝い】を贈るタイミングはいつどきなのでしょう。伝統的な慣習を考慮すると、【御七夜】から【お宮参り】の間に【出産祝い】を差し上げるのがマナーとされています。すなわち、生後7日からひと月の間に贈り物をするということです。ただし、このような伝統に精通していなくとも、母体や身の回りが落ち着き、それでいてお祝いをするうえで間延びしないタイミングを考えれば、概ねこの時期に落ち着くといってよいでしょう。
また、知人・友人の立場なら、お祝いの言葉を添えて贈り物を宅配・郵送するのがベターです。出産直後はもちろんのこと、しばらくの間は、お母さんに接してよいのは、近しい身内だけと考えておくとよいでしょう。時期によっては、風邪をうつしたりすることも十分考えられますから。したがって、お祝いの言葉には、お母さんの具合を気遣い、一言「…遠くから健やかな成長を祈っております」などと添えるようにします。
相手の「体調を気遣う」ことは、マナーとして最も簡単で基本的なことですが、とても美しい作法だと思えないでしょうか。【出産祝い】がその好例ですね。
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