II. 7. 長寿祝い(1)…思い出を作ってあげること




長寿に際しては、お祝いのポイントが沢山あることも我が国固有の文化であるといえるのではないでしょうか。
【還暦】(60)
【古希】(70)
【喜寿】(77)
【傘寿】(80)
【米寿】(88)
【卒寿】(90)
【白寿】(99)
に加えて、今や
【茶寿】(108)
【皇寿】(111)
のお祝も現実味を帯びてきている昨今です。

このような長寿のお祝いにあたっては、どのようなマナーを「目安」として頭に入れておけばよいのでしょうか。ご老人が長生きをする姿は、私たちにとっても喜ばしく、勉強になることが多いところです。そのような気持ちをお祝いで表すのが何よりのマナーであることはいうまでもありません。

伝統的には、還暦には赤い【頭巾】と【ちゃんちゃんこ】を贈って、盛大なパーティを催すのも楽しいでしょう。一方、今日の60歳代といえば、まだまだ肉体的にもアクティブな年頃です。「旅行に招待する」、「旅行をプレゼントする」といったお祝いも年々人気を高めているようです。

また、【古希】以降のお祝いにあたっては、ますます元気に活躍してもらうよう、スポーツ用品や実用品を贈る方が増えてきているようです。

なお、長寿祝いに関しては、ご本人の誕生日に差し上げてもよいですし、【敬老の日】を利用しても構いません。とくに、ご老人は季節の変化で、ガラッと体調に変調を来たすということだけに気を付けて、お祝いの日取りを決めるとよいでしょう。

何より人生の先達には、私たちは教わることしかありません。私たちができることは、沢山の思い出を作ってあげることです。その気持ちが、【長寿祝い】を差し上げるうえでのいちばんのマナーといえましょう。

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